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埼玉の旅と歴史
埼玉の旅      比企郡吉見町

吉見百穴
よしみひゃくあな
埼玉県比企郡(ひきぐん)吉見町北吉見327
Tel 0493-54-1511


 吉見百穴は、横穴墓群の遺跡で、大正12年(1923)、国の史跡に指定されています。丘陵斜面につくられた穴の数は219個といわれ、このような遺跡としては日本一の規模です。穴の入り口は直径1m程度です。
 直径1.5m程の穴が、蜂の巣のように開けられたもので、古墳時代後期(6〜7世紀)の横穴墓と考えられています。多くの古墳は土を盛った小山の中に1つだけ玄室が存在しているのに対し、岩山の表面から数mの小穴(古墳の玄室に相当するもの)を多数掘って造られた集合墳墓である。
 太平洋戦争末期の昭和20年(1945)初頭から8月までの間、この岩山の地下に軍需工場を建設するため、その出入口として岩山の最下部に大きなトンネルが3本掘られたそうです。この地下軍需工場跡も残されていて中を見学することが出来ます。
 明治29年(1896)に坪井正五郎博士による「住居跡」説から、大正時代に、「墓穴」として作られたものであることが明らかになっています。まわりに住んでいた人々が家族が死ぬたびにくり返し埋葬した墓なのです。
 横穴の中のいくつかには、太陽の光を反射して黄金色に輝く天然記念物の苔、「ヒカリコ゛ケ」が自生しています。尚、関東平野にこの苔があるのは、とても珍しいそうです。



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