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埼玉の旅と歴史
埼玉の旅      川越市

蔵造りの町並み
くらづくりのまちなみ
埼玉県川越市幸町・仲町・元町
Tel 049-224-5940


 大江戸(東京)に対し小江戸と呼ばれる川越、その市街地に蔵造りの建物が並ぶ一角があります。明治26年(1893)川越大火が起こりました。川越商人達は、焼け残ったいくつかの土蔵を目の当たりにして、当時の耐火建築のレンガ造りではなく、江戸の町屋形式の蔵造りで再建しました。
 大火から3年あまりで復興を果たし、川越に蔵造りの街並みが出現しました。川越の蔵造りは、箱棟、大きな鬼瓦、重厚な観音扉が特徴で、塀や地下蔵にはレンガが用いられています。蔵造りは「倉」に用いるのが普通ですが、川越では一般の町家で家全体を土蔵造りにしています。
 関東大震災により東京の蔵造りは姿を消しますが、江戸の景観を今に残す川越の街並みはとても貴重です。一番街の通りに面して建ち並ぶ蔵造りの町並みは商いと、生活が一緒になって江戸情緒を見せてくれます。
 江戸の面影をとどめる蔵造りの町並みは、平成11年(1999)に文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、平成19年(2007)には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。

 元町にある大沢家住宅(おおさわけじゅうたく)は、呉服太物を商っていた川越の豪商・西村半右衛門が寛政4年(1792)に建てた店舗蔵です。屋号は小松屋で、現在は川越の民芸品を販売しています。川越にある蔵造りの中では最も古く、国の重要文化財に指定されています。
大沢家住宅
 享保5年(1720)に幕府の奨励で、江戸の町に耐火建築として蔵造り商家が立ち並びました。江戸との取り引きで活気のあった川越の商家もこれにならい、蔵造りが建つようになりました。明治26年(1893年)の川越大火のときにも、この蔵造りの家が焼け残ったことから、この辺り一帯が蔵造りの店になりました。
大沢家住宅
 大沢家住宅は間口6間、奥行4.5間、桟瓦葺きの屋根を持つ切妻造り平入りです。壁の厚さは30cmもあります。中は縦と横に5cm丸竹を使い、あけびのつるで結束してあるそうです。江戸時代のシンプルな町屋形式の建築で、川越の町家では大きい部類に入ります。
大沢家住宅

 埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五銀行)は青緑色のドームが目立つ様式建築です。大正7年(1918)に第八十五銀行の本店として建てられました。鉄骨鉄筋コンクリート造り、3階建て、搭屋・金庫室付き。高さ25m、面積291平方m。ネオ・ルネッサンス、サラセン風デザインで、平成8年(1996)国の登録有形文化財に指定されています。
埼玉りそな銀行川越支店



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