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群馬の旅と歴史
群馬の旅      吾妻郡長野原町

桜岩地蔵尊
さくらいわじぞうそん
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢 1988


 かつての浅間山麓は無人であり、その高原を往来する旅人の平安鎮護のために地蔵尊が上野、信濃の国の国境(群馬県・長野県境付近)に作られました。 
 しかし、天明3年の浅間山の大噴火により、地蔵尊が流され、行方がわからなくなっていました。後に地蔵川原で発見され、桜岩の地に移され桜岩地蔵尊と命名されました。寛延4年(1751)、この地蔵尊をめぐって建立した狩宿村と鎌原の延命寺の間で訴訟事件があったそうです。
 延命寺はすでに浅間山鬼神堂に虚空蔵菩薩と地蔵菩薩を本尊として長年奉祀しているのに何の断りもなしに浅間山里宮というのは不届きだとして他の場所に移すように申し入れました。地蔵尊の開眼供養した常林寺の和尚は一寸たりとも動かすことまかりならんと主張。
 狩宿の名主は潰すとも焼き捨てるとも勝手にされたいといい、たまりかねた延命寺側は宝暦12年(1762)奉行所に訴え出ました。裁決は地蔵尊片付けとなり他の場所に移されたそうです。昭和62年(1987)に長野原町指定重要文化財になっています。



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