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群馬の旅と歴史
群馬の旅      利根郡みなかみ町

泰寧寺
たいねいじ
群馬県利根郡みなかみ町須川98
Tel 0278-64-1131


 写経とあじさいで有名な泰寧寺は延慶2年(1309)真改(しんかい)によって開基されました。最初は臨済宗として開創されましたが、のちに曹洞宗になりました。開基は細川伊予守源綱利という説もあるそうです。
 中世の動乱期の中で一時衰退しましたが、月夜野の玉泉寺8世洞庵文曹(とうあんぶんそう)によって天文6年(1537)中興されました。曹洞宗に改宗し、遠州可睡斎からの分霊を安置し、家内安全、災難除け、所願成就に御利益があると信仰を広めました。
 池に架かる風情のある石の橋を渡ると長い石段が続きます。石段の上には県の重要文化財に指定されている山門が堂々と建てられています。
泰寧寺山門
 円柱12本のうち11本は1本の大ケヤキから取られたと言い伝えられているそうです。上層内部には釈迦三尊像、迦葉・阿難の二大弟子、十六羅漢像が安置されています。
泰寧寺山門
 寛永10年(1633)に学庵長芸和尚の代に現在地に移し境内を整備、現在の基礎が固められたそうです。
泰寧寺山門
 山門は安永4年(1775)に建立されたもので2層の楼門形式、入母屋造り、銅板葺き、3間3戸の楼門(ろうもん)で、禅宗様式の山門です。天井には6面絵画が描かれ、細部には精巧な彫刻が施されています。
泰寧寺山門
  初層の天井は6間に区切られています。中央手前には龍が描かれています。中央の奧には鳳凰が描かれています。初層の天井の左右の2間ずつの4間にはいろいろな天女の彩色画が描かれています。
泰寧寺山門
 上層の柱には楔(くさび)などを打っておらず固定されていないそうです。強風時には上層のみが南北に揺れ動き、風がやむと元に戻るようになっているそうです。
泰寧寺山門
 屋根は萱葺だったそうですが昭和42年(1967)に銅板葺にしたそうです。
泰寧寺山門
 泰寧寺の本堂は寛永7年(1795)再建されたものです。泰寧寺本堂の欄間、須弥檀は群馬県の重要文化財に指定されています。欄間は本堂正面の須弥壇の左右に2面あります。
泰寧寺本堂
 向かって右側が桐に鳳凰(ほうおう)が彫られています。左側には松に孔雀が彫られています。透かし彫りで、彩色されています。
泰寧寺本堂
 須弥壇には牡丹(ぽたん)に唐獅子の彫刻がなされていて彩色されています。桃山時代の香り高い須弥壇です。
泰寧寺本堂
 鐘楼や庫裏は赤いトタンの屋根になっていて折角の桃山時代に雰囲気が台無しの感がしました。 



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