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千葉の旅と歴史
千葉の旅      鴨川市

誕生寺
たんじょうじ
千葉県鴨川市小湊183
Tel 04-7095-2621


 小湊山誕生寺は日蓮聖人の生家跡地に建てられたという由緒ある寺で建治2年(1276)に日蓮聖人の弟子・日家上人によって建立されました。敷地内には国指定天然記念物の千年杉や、1200年前の井戸が残っています。
 誕生寺はその後、明応7年(1498)、元禄16年(1703)の2度の大地震、大津波に遭い、現在地に移転されました。26代日孝が水戸光圀の協力を得て七堂伽藍を再興しましたが宝暦8年(1758)の大火でほとんどの諸堂は焼失しました。ただ一つ、仁王門だけは焼失をまぬがれました。
 天保13年(1842)に49代目闡が現在ある祖師堂を再建しました。江戸時代の不受不施派(悲田宗)禁政のため天台宗に改宗されそうになりましたが、身延山が日蓮誕生地の由緒ある寺であるところから一本山に格下げて引き取りました。昭和21年(1946)には大本山に復帰しています。
  誕生寺の寺宝には、県の有形文化財に指定されている「富城殿女房尼御前御書」があります。日蓮が下総の富木常忍の妻に宛てた真筆です。本堂と祖師堂に安置されている中世期の「木造日蓮聖人坐像」2体は、市の有形文化財に指定されています。
  祖師堂の鬼瓦は畳、21畳分もあり世界一の大きさです。誕生寺境内に漂う線香と近くの海岸から来る磯風の香りは環境省認定「かおり風景百選」にも選ばれています。日本で一番早く初日の出を拝めるお寺で、境内の旭が森からは水平線から昇る朝日を見ることができます。

 仁王門は宝永3年(1706)に建立されました。宝暦8年(1758)の大火で焼け残った誕生寺最古の建造物です。間口8間で、楼上の般若の面は左甚五郎作と伝えられています。
仁王門
 仁王門の両側にある仁王尊は上総の仏師松崎右京大夫法橋作です。県内でも最大規模の仁王門で、創建時の様子をとどめている貴重な建造物として、平成9年(1997)に県の有形文化財として指定されました。
仁王門

 誕生寺の祖師堂は日蓮聖人像を安置するお堂です。49代日闡上人が、10万人講により10数年の歳月をかけて天保13年(1842)に建立されました。総欅(けやき)造り雨落ち18間4面、高さ95尺あります。
祖師堂
 祖師堂の堂内には52本の欅の柱と用材が使われています。これらは江戸城改築用に伊達家の藩船が江戸へ運ぶ途中難破して流れたものを譲りうけたそうです。後藤三治郎恒俊作の欄間は大変見事です。また祖師堂は世界最大の鬼瓦を擁しています。
祖師堂


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